佐川急便ベトナムがハノイ・ホーチミンで宅配便事業を開始、日系物流企業初

2012年2月1日 12:18

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佐川急便ベトナムがハノイ・ホーチミンで宅配便事業を開始(写真:佐川急便)

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 SGホールディングスグループで国際物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクスは1日、ベトナムの現地子会社である佐川急便ベトナム有限会社が新たに宅配便事業を開始すると発表した。

 佐川急便ベトナムは、1997年からベトナム全土を縦断する貸し切り便を主としたトラック輸送サービスを展開しているが、今回、北部の首都ハノイ市、および南部の商都ホーチミン市において宅配便事業を開始する。日系の物流企業がベトナムで宅配便事業を始めるのは初めてとなる。経済発展の著しいベトナムにおいて、貨物追跡情報や確実なリードタイムの提供など、日本同様の高い品質の物流サービスを提供する。

 ベトナムにおける宅配便事業は、2012年2月1日よりトライアルを開始し、2012年3月1日より正式にスタートする予定。2012年第2四半期にはダナンに、その後他の都市に順次展開し、将来的にはベトナム全土を網羅する配送ネットワークの構築を目指していく。

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