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【株式市況を検証】株価指数への寄与度の高い銘柄の上昇が株価指数を支える形
【日経平均株価は小幅反発、TOPIXは小幅に6営業日続伸】
■東証1部市場の売買代金は5営業日ぶりに1兆円を下回る
24日は、日経平均株価が前日比19円43銭(0.22%)高の8785円33銭と小幅反発した。TOPIXは前日比0.61ポイント(0.08%)高の757.40と小幅に6営業日続伸した。短期的な過熱感に加えて、ギリシャ債務交換交渉に関してユーロ圏財務相会合が民間投資家の関与案を拒否したことなどで様子見ムードを強めたが、概ね堅調な展開だった。日経平均株価の日中値幅は56円58銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で9792億円となり、5営業日ぶりに1兆円を下回った。
前日23日の米国株式市場は高安まちまちだった。ダウ工業株30種平均株価は前日比11ドル66セント(0.09%)安の1万2708ドル82セントと5営業日ぶりに小幅反落した。戻り高値圏で利益確定売りが出やすい状況だったうえに、ギリシャ債務交換交渉に関してユーロ圏財務相会合が民間投資家の関与案を拒否したことや、米アップルの決算内容を見極めたいとして様子見ムードも強めた。ただし企業業績に対する期待も強く、下値は限定的で堅調な展開だった。S&P500株価指数は前日比0.05%高と小幅に5営業日続伸した。ナスダック総合株価指数は前日比0.09%安と小幅に続落した。
この流れに対して日経平均株価は前日比49円46銭高と買い優勢でスタートし、寄り付き時点で8800円台を回復した。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き340万株の買い越し観測だった。日経平均株価は前日比59円19銭高の8825円09銭まで上昇する場面もあったが、その後は買い戻しが一巡して伸び悩む展開となり、上昇幅を徐々に縮小した。
午後に入ると、短期的な過熱感やイラン問題の地政学リスクも意識され、日経平均株価は8800円台を割り込んでモミ合う展開となった。結局、この日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄640(全体の38%)、値下がり銘柄877(全体の52%)となり、株価指数への寄与度の高い銘柄の上昇が指数を支える形となった。セクター別には、鉱業や海運の上昇が目立ち、復興需要関連やスマートメーター関連など材料株物色も続いた。一方で、前日に大幅上昇した鉄鋼、証券、保険、不動産などは下落した。東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のトヨタ自動車 <7203> 、2位の三井住友FG <8316> 、5位のディー・エヌ・エー <2432> 、6位の三菱UFJFG <8306> 、8位の武田薬品 <4502> 、10位のコマツ <6301> 、11位のファーストリテイリング <9983> は上昇した。19位の高岳製作所 <6621> 、20位のMUTOHホールディングス <7999> の上昇も目立った。一方で、3位のグリー <3632> 、4位のホンダ <7267> 、9位のソフトバンク <9984> 、13位の野村HD <8604> は下落した。
東証1部市場の売買代金が5営業日ぶりに1兆円を下回り、株価指数への寄与度の高い銘柄の上昇が株価指数を支える形となったが、短期的な過熱感も強いだけに買い戻し一巡はやむを得ないだろう。本格的な戻り相場がスタートするためには、やはり物色の広がりや循環につながるかがポイントだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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