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【銘柄診断】電算は株式分割発表も利益確定売りが交錯しもみ合い
電算 <3640> (東2)は19日、寄り付きに45円安の3400円と売られて反落したが、終値は45円高の3490円と続伸した。前日18日大引け後に株式分割を発表したが、利益確定売りが先行しており、下値では、今3月期業績が、期初予想通りに増益転換することも見直し分割権利取りの打診買いも入っている。
株式分割は、同社株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることを目的にしている。3月31日割り当てで1株を2株に分割する。
一方、同社の今期業績は、昨年10月に第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したものの、通期業績については、トップクラスのシェアを持つ地方自治体向けに介護保険、子ども手当て関連の法制度改正関連の受注が期待できるとして、期初予想は変更せずに連続増収・増益転換を予想、純利益は、7億7400万円(前期比9%増)と見込んでいる。
株価は、東日本大震災直後につけた昨年来高値3650円から同安値3105円まで調整、2Q累計業績減額も、通期業績据え置きで反応は限定的にとどまり、半値戻し水準までリバウンドした。PERは6倍台、PBR0.6倍の割安であり、株式分割の権利取りも一考余地がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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