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【銘柄診断】東京製鐵は安値更新、3回目の業績下方修正で3期連続赤字幅が悪化
東京製鐵 <5423> は19日、27円安の579円まで下げて急反落し、昨年11月11日につけた昨年来安値586円を更新している。更新後は徐々に値をもどしつつある。前日18日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示と同時に、3月通期業績の3回目の下方修正を発表、3期連続の赤字幅が悪化することが響きリスク回避売りが先行している。
3月通期業績は、昨年7、10月と下方修正されてきたが、その収支トントンとした11月再減額値をさらに引き下げた。売り上げを165億円、経常利益を100億円、純利益を125億円各ダウンさせたもので、純利益は、125億円の赤字(前期は104億2500万円の赤字)と落ち込む。
3Q業績が、原料価格の想定を上回る上昇や国内在庫調整遅れによる製品販売量の伸び悩み、販売価格急落に伴う在庫評価損発生などから赤字を拡大して着地しており、製品販売面での本格的な回復には時間を要するとして再々下方修正した。
株価は、10月の業績再減額で昨年来安値まで80円安し、今年年初の鋼材価格値上げを先取りして600円台を回復した。下値確認になお値幅・日柄調整が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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