【チャート・ワンコメント】ティー・ワイ・オー続伸、本業回帰による収益向上見直す、3ケタ奪回へ

2012年1月16日 18:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■チャート・ワンコメント(日足)

  ティー・ワイ・オー <4358> (JQS)の16日(月)株価は2円高の72円と前日比変わらずを挟んで3営業日続伸。前週の半ばあたりから出来高も増えている。

  昨年9月12日に108円と買われ、3月につけた高値108円にツラ合わせして以降調整入り。下値は60円台で十分に固めている。

  昨年12月20日には、同社が保有するGreatWorksABの株式及び貸付債権を譲渡、特損(3億1600万円)が発生と発表。最近の同社の選択と集中による不採算分野見直しの一環。これによって、先行きいっそうの収益向上に期待が持てる。

  広告コンテンツの企画・制作が主たる業務であるという本業回帰によって、営業利益は2010年7月期の2.3倍に続いて、2011年7月期も30.9%増の12億1300万円と好調。今期(2012年7月期)は1.1%減の12億円とみているが高水準をキープ。

  広告コンテンツの企画・制作ということでは、常にその時々の元気の良い企業がユーザーであり事業環境は良い。収益力向上を背景に株価は100円台に乗せてくるものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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