【今日の言葉】『ダウの犬投資法』=アメリカの株式投資法

2012年1月14日 18:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『ダウの犬投資法』=アメリカの株式投資法。「NYダウ工業30種平均株価」に採用されている30銘柄のうち、配当利回りの高い順に上位銘柄10銘柄を選んで一定期間投資するやり方。さらに、高利回り10銘柄の中から株価の低い銘柄5銘柄だけに投資する方法もあるという。なぜ、「ダウの犬」というのか定かではない。「負け犬」という意味から来ているともいわれる。

  株式投資はキャピタルゲイン(値上益)か、インカムゲイン(配当金)を狙うもの。値上益狙いが株式投資の主役とすれば、配当利回りの良い銘柄は値上益を大きくは期待できない脇役、つまり、負け犬ということらしい。しかし、主役銘柄がいつの時も活躍するとは限らない。主役銘柄ほど景気悪化では値下がりに見舞われる。むしろ、景気悪化局面などでは高利回り銘柄の方が抵抗力がある。

  長い期間を取ってみれば、むしろ高利回り銘柄の成績が良く、しかも、銘柄選びの苦労が要らないとの報告もされている。とくに、高利回り銘柄が不況に強い点に注目すれば、高配当利回り銘柄をなにも長期間保有する必要はない。現在のような不況期に限定して投資すればよい。そして、景気が上昇に転じたことが確認されたらキャピタルゲインの狙える人気銘柄にシフトすればよい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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