【株式市場】円高のため材料株を物色移り「無線」「通信」「電波」など動く

2012年1月12日 12:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は22%が高い

  12日前場の東京株式市場は、全般反落。円相場が対ユーロで97円台の円高になり、NY株も13ドル安の小動きだったため、主力株を中心に様子見ムードが漂った。

  中小型の材料株を物色する動きは活発で、地震予知にラジオ放送の電波を解析する研究への思惑・連想から新日本無線 <6911> が連日急伸し、社名に「通信」「電波」とつく銘柄も動意が急。オリンパス <7733> は反発。東証1部の値上がり銘柄数は368銘柄(約22%)だった。

 日経平均は反落。中盤過ぎに8380円81銭(67円07銭安)まで下げ、前引けは8389円14銭(58円74銭安)。

 東証1部の出来高概算は、7億4736万株、売買代金は4077億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は368銘柄、値下がり銘柄数は1113銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、値上がりした業種は、機械、その他製品のみ。一方、値下がり率上位の業種は、証券・商品先物、鉄鋼、情報・通信、医薬品、不動産、建設、繊維製品、銀行、保険、などだった。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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