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【注目の決算発表】ローソンは3Q好決算も利益確定売りが先行し反落
ローソン <2651> は11日、120円安の4670円まで下げて反落している。前日10日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)期の好決算を発表、昨年12月29日に明らかになったシー・ヴイ・エス・ベイエリア(CVSベイ) <2687> とのコンビニ事業の契約締結交渉や今年1月9日に観測報道された上海証券取引所上場に次ぐ好材料となったが、今年大発会に昨年来高値4895円まで買い進まれていただけに利益確定売りが先行している。
3Q業績は、前年同期比9%増収、9%経常増益、0.8%純益減益となり、経常利益は3Qとして過去最高を更新、昨年9月に上方修正された2月通期業績対比の利益進捗率も、82~87%と目安の75%を超えた。収益重視の店舗開発としてローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100の3業態合計で371店舗を新規出店し、商品面ではチルドタイプの新弁当「ろーそん亭」の続伸やプライベートブランド「ローソンセレクト」のリニューアル、さらに国内店舗1万店突破のキャンペーンなどが寄与した。
2月通期業績は9月の上方修正値に変更はなく、純利益は、資産除去債務損失、震災被災損失計上などから235億円(前期比7%減)と前期の過去最高からの減益転換を見込んでいる。
株価は、CVSベイがサークルKサンクス <3337> とのFC契約満了を前にローソンとの契約交渉を発表したことで昨年来高値まで250円高し高値もみ合いとなっている。PER評価では20倍台と割安感は小さいが、目先売り一巡後に株不足で逆日歩のつく信用好需給主導で再騰展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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