【話題株】オリンパスは売り方の買い戻しにADR高が加わり続伸

2011年12月30日 17:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■売り方と買い方の攻防は新年相場に持ち越し

  オリンパス <7733> (東1・監理)は30日、31円高の1036円まで上げて7円高の1012円と続伸した。29日に海外ファンドの買い戻しが観測されて急反発し、きょうはこれに前日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して27円高(円換算値)で引けたことも加わり、売り方の買い戻しが増勢となった。

  ただ高寄り後は上げ幅を縮めたのは、10月の同社マイケル・ウッドフォード前社長解職をキッカケに発覚した約1070億円に上る損失隠しが、金融商品取引法違反の虚偽記載に該当するとして東京地検など当局の強制捜査にまで発展しており、上場維持問題はなお不透明としてリスク回避の換金売りも交錯しているためだ。

  同社と同様に前会長の特別背任容疑、ガバナンス(企業統治)問題を抱える大王製紙 <3880> (東1)も、前日に東証に改善報告書を提出したことを受け6円高の537円と4日ぶりに反発した。

  オリンパスの株価は、前社長解職時の2032円から年初来安値424円まで約5分の1となる急落となり、この上場維持問題に絡む強弱感の対立や経営再建に関連する業務提携思惑などで1314円まで急反発、強制捜査を受けて再度、下値を探った。信用取組倍率は0.5倍と拮抗し逆日歩もついており、売り方と買い方の攻防は、新年相場に持ち越しいっそう熾烈化しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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