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【銘柄診断】不二家は仕手性が注目浴び需給が好転、期待大きい中国での展開
不二家 <2211> は11月18日に171円と1月12日の170円を更新して年初来高値を更新し、ここへきて強い足取りが鮮明になっている。新しい材料が表面化したわけではなく、個人投資家の買いを集めて中低位株が人気化する中、その延長線上で思惑買いを誘っている。
なにしろ、過去には仕手筋介入で1989年には2030円という超高値を示現しており、仕手株人気の中では思惑買いを誘い易い資質を誇る。
ポイントとなる信用の需給もここへきて信用売りが増加、168万株の信用売り残に対し信用買い残は210万株にとどまり、信用倍率は1.2倍と拮抗してきた。
実質的で徳用感のあるファミリー向け商品の開発、中国子会社の寄与などにより今2012年12月期は営業利益10億円(前期は決算期変更による9か月決算で1億8400万円の損失)へ浮上の見通し。
中国では富裕層をターゲットとした高品質商品向けとして売上げ拡大を目指し、中国新工場の建設もターゲットに入っている。中国での展開は今後とも見直しのポイントになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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