全日空、2012年4月にエアーニッポンを吸収合併 経営効率の向上図る

2011年11月25日 21:25

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 全日本空輸(ANA)は25日、同社の100%子会社であるエアーニッポン(ANK)を、2012年4月1日付けで吸収合併すると発表した。
 
 首都圏空港容量のさらなる拡大と航空自由化の進展により、過去にないスピードと大きさで変化する環境の中、ANAグループは「2011-12年度ANAグループ経営戦略」に則り、グループ運営体制の見直しに取り組んでいる。その一環として、今回ANAは、「経営資源の最大活用による経営効率の向上」を図るべく、ANKとの合併を決定した。
 
 これによりANAは、同社及びANK両社の経営資源を最大活用し、今後の事業規模の拡大及び事業環境の変動に、安定的かつ柔軟に対応できる生産体制を構築していく。加えて、両社で重複する業務や機能などを集約し、更なる効率化も進めていく方針。
 
 合併の方式は、ANAを存続会社とする吸収合併方式で、ANKは解散する。

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