格安航空「ピーチ」初号機、関西国際空港に到着

2011年11月11日 14:28

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 関西国際空港を拠点とし、日本で初めての本格的格安航空会社(LCC)として、2011年2月に発足した「ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)」は10日、Peachの初号機(機種:Airbus A320-200 新造機)が、同日、関西国際空港に到着したと発表した。

 Peachの初号機は、11月8日(現地日付)にフランス・トゥールーズを出発し、アラブ首長国連邦・シャールジャ国際空港、タイ・ウタパオ国際空港を経由し、Peachの拠点空港である関西国際空港に到着した。

 Peachの代表取締役CEOの井上慎一氏は、「これまで支えてくださった皆様のおかげでこの日を迎えることができた。初号機の到着を大変嬉しく思う。Peachは今後もエアバス社の新造機を導入し、ネットワークを拡大する。さらに、安全、365日低運賃およびJapan Qualityという3つの柱で、ご利用いただく皆さんに幸せを感じていただける航空会社を目指し、3月の就航に向けて準備を加速させていく」とコメントしている。

 なお、Peachの初号機は就航までの間、乗務員の訓練等で使用される予定。今後Peachは、日本初の本格的LCCとして、2012年3月の就航に向けて準備を一層本格化させる。

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