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【話題】出所不明資料の「東日本大震災の復興考」
■東北3県の被災額は6兆円、3県総資産55兆円の1割
手元に出所不明ながら、「東日本大震災の復興考」、とでもいう資料がある。マクロ的見地から復興に対し視点を加えたものだ。投資のヒントになりそうだ。
その資料は、日本列島全体の工場、住宅、道路、橋、港などの物的資産額は1237兆円という。日本の人口1億2691万人で割ると、1人当たり約975万円の試算額ということだ。
この1人当り額に、震災被害の大きかった東北3県(福島、宮城、岩手)の人口約571万人を掛けると、東北3県の物的資産総額は約55兆6000億円になるという計算。
今回の震災による避難者はピークで約40万人。浸水地域人口は約51万人。これをもとに東北3県の物的被害額は、総資産額55兆6000億円に対し、被害額は多くみても6兆円ではないかという計算を試みている。
その6兆円のうち、推定4兆円が民間、2兆円が公共部分という。したがって、民間4兆円分の半分2兆円を援助して、さらに公共部分の2兆円を作り直せば、国の負担は合計4兆円で済むのではないかということだ。そのために、19~23兆円の復興費と、10兆円の増税とはナンセンスと結んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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