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第一三共、今年のインフルエンザワクチン236万本が出荷できないことが判明
第一三共は22日、国内グループ会社である北里第一三共ワクチンが製造している『インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」』と『インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」シリンジ』について、品質規格試験において一部のバッチ(製造の単位)が適合基準を満たさない可能性が生じたため、9月中の供給が遅延すると、9月12日に発表した事に関し、今回、これら原液バッチについて再試験を行った結果、適合基準を満たさないことが確定したと発表した。
現時点において、今シーズンの同社インフルエンザHAワクチンについては、当初年間供給計画(約478万本:1mL換算)のうち、約半数にあたる236万本の出荷ができないことが確定しているという。
現在、残された約242万本に関して品質規格試験を鋭意実施中であり、加えて追加生産を速やかに開始するという。今後、適合基準を満たしたものに関しては、国家検定に合格後、順次出荷する予定。新しい供給計画については、国家検定の結果が判明し次第、改めて報告するとしている。
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