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大王製紙の代表取締役会長が辞任、連結会社から約50億円の借入れ
大王製紙は16日、同社の井川意高代表取締役会長から、同日、取締役を辞任する旨の届出があり、受理したと発表した。
同社によると、井川氏は、連結会社から約50億円の借入れがあり、「ガバナンス上の問題があり、本人より辞任の申し出があったため」と同社は異動理由について説明している。
また、同社は、今回の件に関する特別調査委員会を設置し、具体的な内容についての調査を開始するとしている。
なお、「貸し付けられた資金については、本人および親族から弁済の申し出を受けており、当社グループの損益に与える影響はないと考えている」と同社はコメントしている。
井川氏の辞任により、同社の代表取締役は、代表取締役社長の佐光正義氏の1名になる。
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