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パナソニック電工、「nanoe」をトヨタの新型車「カムリ」に標準搭載
「ナノイー」放出イメージ図 (画像提供:トヨタ自動車)[写真拡大]
パナソニック電工は8日、空気清浄機・エアコン・ドライヤー・スチーマーなどに展開中の「nanoe(ナノイー)」デバイスが、トヨタ自動車の新型車「カムリ(9月5日発売)」に標準搭載として採用されたと発表した。同社は、「nanoe(ナノイー)」デバイスを車載用途としても製造・販売している。なお、同デバイスは、パナソニックのオートモーティブシステムズ社から供給する。
「nanoe(ナノイー)」デバイスは、女性を主なターゲットとして開発されたトヨタ自動車の「パッソ」などに、販売店装着オプション自動車用品「ナノイー*ドライブシャワー」として採用されている。今回、「nanoe(ナノイー)」技術による脱臭・除菌(密閉空間での効果であり、実使用空間での効果ではない) ・美容などの多様な効果が評価され、「カムリ」標準搭載として採用された。
「nanoe(ナノイー)」は、水に包まれた微粒子イオンで、一般的なイオンと比べて約6倍の寿命があるため広範囲に届く。水分量は空気イオンの約1000倍(体積比)以上で、肌や髪にやさしく作用する弱酸性のイオン。「カムリ」のフルオートエアコンに搭載され、ブロアと連動して「nanoe(ナノイー)」をエアコン吹き出し口から放出する。
「当社は、『nanoe(ナノイー)』技術により、住環境、オフィス環境、公共環境、移動環境などの暮らしやビジネスのさまざまなシーンにおいて、快適空間を提供していく」と同社はコメントしている。
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