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【銘柄診断】ウェブクルーは年初来高値圏で強調、新展開へは来期増益が必要に
ウェブクルー <8767> は年初来高値圏で頑強な動きを続けている。8月5日に発表された今2011年9月期第3四半期の累計決算は営業利益が6億8400万円と前年同期比27.4%増という好調なものだった。しかし、それが好材料出尽くしムードを誘い、利益確定の売りが優先。
株価は8月9日に12万5000円の目先底値にまで売られた。ただ、そこから押し目買い人気が高まり直近は6月23日の15万円の年初来高値に接近する水準にまで回復、相場の腰がきわめて強いことが確認された。
同社は消費者が商品やサービスを簡単に検索でき、比較・検討ができるウェブサイトEマーケットプレイスを展開している。そのうち主力の保険サービス事業では、「ズバット自動車保険比較」、「ズバット生命保険比較」等のサイトの売上げ増加が好業績の背景。今9月期の予想ベースではPERは16倍台に達している。それなりの高い評価を得ている。
成長織り込みがかなり進んでいる状況に照らすと、来2012年9月期の業績がさらに大幅増益を確保できないようだと、新展開を疾駆するのは難しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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