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【銘柄診断】神鋼商事は今期業績好調を確認、出遅れ訂正高到来にきっかけ待ち
記事提供元:日本インタビュ新聞社
神鋼商事 <8075> は震災後数回にわたり戻りへトライする動きを見せたが、新展開に足を踏み入れることなく戻りの壁に押し戻される展開になっている。
2月16日に240円の年初来高値を示現しており、戻り待ちの売りが株価の頭を抑えていたが、そうした期日関係の売りが8月で一巡、次の出直りでは力強さが加わることになりそう。
主要需先の自動車業界向けなどが震災による大幅な落ち込みから回復基調にあることに伴い、鉄鋼、非鉄金属セグメントを中心に業績回復が進んでいる。このため、未定としていた今3月期業績についても営業利益は82億円と前期比6.9%増益の好調な見通しが明らかになった。
それにも関わらずPERは4倍とあまりにも低評価の水準にとどまっている。同じようにPBRも0.7倍という割安な水準にある。様々な角度から見て株価が今の水準に留まっているとは考えにくく、低迷相場脱出は時間の問題と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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