【銘柄診断】アルコニックスは第1四半期の利益進捗率69%、再増額が有力に

2011年8月11日 18:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アルコニックス <3036> は高値圏で強調を続けていたが、全般の乱調子に巻き込まれ、ここ調整色を強めている。

  8月4日には今2012年第1四半期の好調を踏まえ、中間決算の営業利益について従来の25億円を33億2000万円に引き上げた。8億2000万円の増額となるが、今3月期についてもその8億2000万円だけプラスし営業利益を3億円から46億2000万円(前期30億7700万円)とした。

  第1四半期に出荷が集中したレアアースを中心とした電子・機能材料分野の取扱いが、第2四半期においても当初見込みを上回る見通しにあるため中間決算の増額に進んだもの。

  中国・インドなど新興国の金融引き締めによる成長鈍化、ヨーロッパにおける通貨危機、米国の景気後退懸念など不透明要素が多いとして通期は従来見通しを据え置いている。

  それでも第1四半期の営業利益の進捗率は69%に達しており、再度の増額の可能性はかなり強そう。全体相場が落ち着いた際には鋭角度の戻り相場が期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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