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【銘柄診断】ソフトクリエイトは実質収益の好調続く、リカバリー相場は近い
ソフトクリエイト <3371> は全般相場の軟化もあって、ここへきてやや調整色を強めているパターン。8月1日に発表された今2012年3月期第1四半期決算では営業利益が1億2400万円と前年同期比26.8%減益とさえないことで見切売りも出ている。
数字を仔細に検討してみると、まず売上げは19億9000万円と前年同期比4.4%増を確保している。中核事業であるECサイト構築パッケージ「ecbeing」を活用したECソリューション事業が着実に売上げを伸ばしている。ただ、前2011年3月下期より価格競争が激しく利益確保が見込めない受託開発(システムインテグレーション事業)の新規受注を廃止したことが減益の背景。これはむしろ選択と集中が進んでいることを示している。
これまで「ecbeing」を活用したECサイト構築パッケージを原動力に成長を遂げてきたが、今後ともEC市場の拡大が見込まれる中、この部門のさらなる売り上げ増で業績の成長を図る方針だ。検索エンジンでの上位ランクを促すSEO対策及びリスティング広告等の付加価値サービスの充実を図る。
従って表面的な悪材料で下げているここからのリカバリー相場は時間の問題と思われる。配当利回りが3.7%と下値に歯止めをかける一方で、成長性を抱えている実力にもかかわらず、PERは9倍台と低く上値余地も大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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