【銘柄診断】ダイヤモンドダイニングは震災後の低迷から着実な売上げ復調へ

　　ダイヤモンドダイニング <3073> は震災後の３月１５日に１６万１５００円の年初来安値に沈んだ。ところがその後の全般の戻りに取り残され、底値圏でのもみ合い継続を余儀なくされている。

　　前２０１１年２月期の業績発表の際、未定とされていた今２０１２年２月期について好業績への期待から先取り買いが流入、７月初めにかけ戻り相場に転じかけたが、実際の発表数字が低調だったこともあって、その後は再び売り人気が支配するムードとなっている。

　　東日本大震災後の消費マインド低下で各飲食店舗の売上げがダウン、今２月期第１四半期は営業利益が９３００万円の損失（前年同期は２億２１００万円の黒字）と低迷した。ただその後は時間の経過とともに売上げが復調ムードを強めており、今２月期通期では営業利益は７億１２００万円（前期比９．５％減）の減益まで持ち直す見通しだ。後半の業績回復への認知度が高まるのを待つ展開になりそう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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