【銘柄診断】日伝は業績続伸・連続増配見直しを信用好需給が支援し高値肉薄も反落

2011年7月14日 19:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日伝 <9902> は、18円高の2698円と前日ザラ場につけた年初来高値2700円に肉薄したが、終値は25円安の2655円と反落した。今3月期業績が続伸し連続増配を予想していることを手掛かりにバリュー株買いが増勢となっており、株不足で逆日歩のつく信用好需給も押し上げ効果を発揮していた。

  同社の今期業績は、前期比6%増収、8%経常増益、9%純益増益と見込まれている。主力の動力伝導機器が、各種工作機械のアジア輸出拡大で続伸し、相次ぐ中国での営業拠点開設もサポート、産業機器も回復することが要因となる。

  配当は、前期に35円(前々期実績25円)に増配したが、今期はさらに40円に引き上げる。

  株価は、東日本大震災発生で年初来安値1900円をつけ、今期業績の続伸予想で同高値まで4割高しているが、PERは19倍台、PBRは0.8倍となお評価不足となっている。株不足で逆日歩のつく信用好需給もフォローしてなお上値を伸ばそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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