パナソニック、堅牢タブレットPC「TOUGHBOOK H2」のヘルスケア/フィールドモデル

2011年7月12日 13:53

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パナソニックのタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK H2」のヘルスケアモデルとフィールドモデル。

パナソニックのタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK H2」のヘルスケアモデルとフィールドモデル。[写真拡大]

 パナソニックは12日、耐久性の高いタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK H2」のヘルスケアモデルとフィールドモデルを10月7日から順次発売すると発表した。価格はオープン。

 「TOUGHBOOK H2」では、10.1型タブレット型の筐体にCPUにCore i5-2557M vPro(1.7GHz)を採用。前モデルから基本性能を大幅に向上させた。また、過酷な現場で求められる、耐衝撃・耐落下に加え防塵・防滴性能を実現するファンレス設計を採用している。

 ヘルスケアモデルは、アルコールや次亜塩素酸等の薬品での拭き取り耐久試験を実施済みで、医療現場で求められる消毒時の耐薬品性能を備えている。

 フィールドモデルでは、半透過型の液晶を搭載し、視認性を向上させた。液晶の輝度は、前モデルの約500cd/m2から約6,000cd/m2程度まで向上している。また、使用環境条件の温度が-10℃ ~ 50℃に広がり、低温・高温の設備の中や冬季・夏季の屋外など過酷な現場でも活用できる。

 共通の仕様として、インターフェースは、USB2.0ポート(1ポート)、LANコネクター、シリアルコネクターを標準搭載。未使用時は蓋で密閉し、ちりや水滴の進入を防ぐことができる。

 セキュリティ面では、 BIOS認証や、パソコンの盗難・紛失時に遠隔操作でハードディスクデータの消去や各種プログラムを起動させる機能などに対応する。

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