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【銘柄診断】日本精工は業績続伸で市場予想上回り連続増配もオンし反発
日本精工 <6471> は28日、21円高の792円まで上げて9円高の780円と3営業日ぶりに急反発した。27日大引け後に今年5月12日の決算開示時に未定としていた今3月期の業績・配当予想を発表、業績の続伸を予想して市場コンセンサスを上回り、配当も連続増配されることを好感して割安修正買いが再燃した。
今期業績は、売り上げ7300億円(前期比2%増)、経常利益460億円(同19%増)、純利益310億円(同18%増)と予想、純利益は、市場コンセンサスを40億円強上回る。
産業機械向けの精機製品、ベアリングの需要が拡大し、東日本大震災の影響で伸び悩んだ自動車向けのパワーステアリングや軸受け部品も夏場以降に回復に転じて業績を押し上げる。
配当は、前期に年間11円(前々期実績8円)に増配したが、今期はさらに12円に引き上げる。
株価は、前期業績の再上方修正で年初来高値836円まで買われ、東日本大震災発生で同安値586円まで急落、下げ幅の3分の2戻しをクリアしたところである。売り方の買い戻しも加わり、PER13倍台の割安修正で全値戻しを目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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