【銘柄診断】インテージは中期計画を策定、成長路線復帰に見直し余地が大きい

2011年6月26日 10:30

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

インテージ<4326>(東1)は震災後の高値4月4日の1830円から調整場面に入っていたが、5月25日の1601円で底値を探り当て、そこから戻り相場入りのニュアンスを強めている。

インテージ<4326>(東1)は震災後の高値4月4日の1830円から調整場面に入っていたが、5月25日の1601円で底値を探り当て、そこから戻り相場入りのニュアンスを強めている。[写真拡大]

  インテージ <4326> は震災後の高値4月4日の1830円から調整場面に入っていたが、5月25日の1601円で底値を探り当て、そこから戻り相場入りのニュアンスを強めている。

  前2011年3月期は売上げ、利益とも史上最高利益を確保。今2012年3月期は増収こそ継続するものの、営業利益が31億6300万円と前3月期比8.7%減と成長性が鈍化する見込み。ただ、これは経済環境の悪化、非常用の電源対策の計上によるもの。調査対象を長期間固定して継続的に調査するパネル調査が順調に売り上げを伸ばしている。

  利益面では、製薬会社MR(医薬情報担当者)の医療機関への訪問活動状況を調べる「レップ・トラック」が、先行投資段階を終え利益貢献し始め、2009年10月に買収した中国のハイパーリンク社も戦力化しつつある。中期計画では2014年3月期に営業利益46億円(今3月期予想31億6300万円)を想定しており、成長性を取り戻す業績が株価を引っ張り上げることになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【新聞&雑誌から投資ヒント】住宅業界に押し寄せる4次災害の恐怖(2011/06/25)
【新聞&雑誌から投資ヒント】『今、本当に強い会社』が注目(2011/06/19)
浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガ配信登録受付中!(2011/06/25)
日刊株式投資情報新聞(無料)=株式投資のための投資情報メルマガ好評配信!(2011/04/01)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事