トヨタ、東京・愛知のマンションでPHVとEVを利用したカーシェアリング

2011年6月13日 15:34

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トヨタ自動車はプリウス プラグインハイブリッドと電気自動車(EV)を使用したマンション向けカーシェアリングを来春から実施すると発表した。写真はプリウス プラグインハイブリッド。

トヨタ自動車はプリウス プラグインハイブリッドと電気自動車(EV)を使用したマンション向けカーシェアリングを来春から実施すると発表した。写真はプリウス プラグインハイブリッド。[写真拡大]

 トヨタ自動車は13日、野村不動産、トヨタホームと共同でプリウス プラグインハイブリッドと電気自動車(EV)を使用したマンション向けカーシェアリングを来春から実施すると発表した。環境負荷の低減につながる車の利用法としてカーシェアリングの可能性を探る。

 同社によると、東京都で計画中の「プラウド駒場」、「プラウド杉並和田」と愛知県で計画中の 「ヴィラス星ヶ丘の森」にそれぞれ2台ずつ、計6台のプリウス プラグインハイブリッドと電気自動車を配備する。

 車両は各地域のトヨタレンタリース店を通じて提供し、駐車場や充電設備は不動産開発会社と機械式駐車場メーカーのIHI運搬機械と協力しながら整備する計画。利用料等は今後詰めるという。

 トヨタは、カーシェアリングを近距離の利用に見合った利用方法の一つとしてとらえており、今回の事例も踏まえながら、今後のEV普及に向けたあり方を検討していく考えとしている。

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