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【銘柄診断】シダックスはカラオケの環境厳しいが、業績低迷の織り込みは一巡
記事提供元:日本インタビュ新聞社
シダックス <4837> は300円を中心とするもみ合い場面を継続している。前2011年3月期は売上げ1950億円(前々期比4%減)、営業利益43億1200万円(同39%減)と減収益に見舞われた。その上、東日本大震災に伴う影響で今2012年3月期の業績予想が困難として、見通しを公表しなかったことが株価の動きを一段と鈍いものにしている。
業績低迷の主因は、レストランカラオケ事業の落ち込み。節約志向の高まりやワールドカップ、猛暑などが客足に悪影響を与えたほか、価格競争も激化、カラオケルームを取り巻く事業環境は厳しい。こうしたことから前3月期の営業利益は従来想定していた80億円を大きく下回ったため、今期業績の低迷継続に対する懸念が株価の重石になっている。
従って株価的には今3月期の業績についてかなり厳しい線まで織り込んだパターン。PBRが0.6倍にまで低下してきただけに、中期的には押し目買いゾーンに差し掛かっているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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