タイにて三菱化学が塩ビコンパウンド製造設備を増設

2011年5月23日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 三菱化学は、自動車を中心として拡大している需要に対応すべく、タイにて塩ビコンパウンドの増設をする。

 タイ及び周辺諸国において、自動車需要は近年拡大を続け、今後も更なる拡大が見込まれている。同社は、子会社であるサンプレーンタイランド社を通じて、タイ及び周辺諸国に対して自動車の内外装部品用、電線被覆用等として塩ビコンパウンドを供給しているが、今後の需要拡大に対応すべく、同社アマタナコン工場内に塩ビコンパウンド製造設備を増設する。なお、営業生産開始日は2012年4月を予定。生産能力 15,000t/y を増設後は19,000t/yとする。

 現在、塩ビコンパウンドを含む機能性樹脂事業は、三菱ケミカルホールディングスの中期経営計画において成長事業と位置づけられている。今後も同社はグローバルな事業拡大を目指し、推進していくという。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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