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武田薬品工業、大うつ病を対象とした臨床第3相試験を開始
記事提供元:エコノミックニュース
武田薬品工業は13日、デンマークのH.Lundbeck A/S(以下:Lundbeck社)とともに「Lu AA21004」(開発コード)について、大うつ病を対象とした臨床第3相試験を日本において開始したことを発表した。この試験は、大うつ病患者を対象とした多施設共同・無作為二重盲検比較試験で、約360名の患者の登録を予定しており、「Lu AA21004」の有効性と安全性をプラセボと比較するものである。主要評価項目は、投与8週時点におけるMADRS(うつ状態を評価するための10項目を抽出したCPRSの下位尺度)合計スコアのベースラインからの変化量で、約1年半後の終了を予定している。
「Lu AA21004」は、既存の抗うつ剤とは異なる骨格を有する新規の化合物であり、大うつ病を対象に海外で実施された複数の臨床試験において高い有効性と忍容性を示した。武田薬品とLundbeck社はうつ病の画期的な新薬になり得ると期待される「Lu AA21004」を早期に届けるため、引き続き開発に協力して取り組んでいくとしている。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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