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【銘柄診断】日鉄鉱業は復興需要で鉄鋼向け石灰石の売上げ増加が期待される
記事提供元:日本インタビュ新聞社
日鉄鉱業 <1515> は震災前の水準と震災後の安値のほぼ中間のポジションでのもみ合い場面となっている。5月10日に発表された前2011年3月期は売上げ1077億円(前々期比15%増)、営業利益51億円(同9%増)と増収益を達成した。
石灰石などの販売数量増加で、銅地金などの金属部門の停滞を吸収した。今2012年3月期も売上げが1000億円と前期比7%減となるが、営業利益は55億円と同6%の連続増益を見込んでいる。
東日本大地震の影響については現時点で想定しうる範囲で業績予想に織り込んだとしているだけに、基本的にはこの最低ラインをたたき台にどの程度の上積みが出来るかどうかだろう。
特に鉄鋼・セメントなどの主・副原料となる石灰石は復興需要にからむ売上げ増が想定されるところ。PBR0.4倍はかなり割安感の強い水準で、先行き中段もみ合い離れの動きが訪れそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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