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【銘柄診断】ホクトは期末増配も増・減額交錯の業績修正を嫌い急反落
★全般相場急反落で利益確定売りが優勢
ホクト <1379> は6日、31円安の1793円と売られ4営業日ぶりに急反落し引けた。
連休中の2日大引け後に2011年3月期業績の上方修正と下方修正が交錯する業績修正と期末配当の増配を発表、好悪材料が綱引きとなったが、全般相場急反落で利益確定売りが優勢となった。
3月期業績は、期初予想より売り上げを11億7800万円、経常利益を2億3800万円それぞれ引き上げ、純利益は、19億2000万円引き下げ、純利益は、32億7900万円(前期比36%減)と期初の連続過去最高予想が減益転換する。
売り上げ、経常利益は、佐久きのこセンターが通期フル寄与したほか、新設した福岡八女きのこセンターの出荷量も増加し、消費者の生活意識の高まりによるきのこ単価の伸び悩みをカバーして上方修正となった。
純利益は、東日本大震災で宮城きのこセンターが被害を受け、棚卸資産、固定資産に災害損失約6億円、連結子会社の減損損失約17億円を計上したことで下方修正となった。
期末配当は、期初予想の45円を46円に引き上げ、年間56円(前期実績55円)に増配する。
株価は、大震災発生でつけた年初来安値1500円から月次売上高の堅調推移を評価して年初来高値1938円まで底上げ、3分の1押し水準でもみ合っている。下値固めが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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