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玄人のベテラン投資家は値段より日柄を大切にする=犬丸正寛の相場格言
株価にとって、いくらおいしい好材料であっても、いつまでも続きません。ベテランの人は、その材料が出てから、何日間経過したかを大切にしています。好材料であれ、悪材料であれ、時間の経過とともに株価に織り込んでいくのです。『人の噂も75日』といわれるのと同じです。[写真拡大]
■玄人のベテラン投資家は値段より日柄を大切にする
この反対は、「素人は日柄より株価を見る」という教えです。経験の浅い投資家ほど、「儲けたい一心」で、値段ばかりを気にします。
日柄とは、株価がボトムを打ってからどのくらいの期間が経ったか、あるいは株価がピークを打ってから何日経過したか、ということです。
その理由は、こういうことです。たとえば、あなたは肉料理が好きだったとします。しかし、毎日、朝昼晩と続けたら、間違いなく飽きてしまいます。時には、お茶漬けとか、ラーメンが食べたくなります。
それと同じように、株価にとって、いくらおいしい好材料であっても、いつまでも続きません。ベテランの人は、その材料が出てから、何日間経過したかを大切にしています。好材料であれ、悪材料であれ、時間の経過とともに株価に織り込んでいくのです。『人の噂も75日』といわれるのと同じです。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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