【銘柄診断】ゴールドウィンは今期業績上振れを織り込む!需給妙味もプラス要素

2011年2月14日 14:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ゴールドウィン <8111> は2月4日の好決算と復配の発表を契機に一段高へ水準を切り上げ、その後も強調相場を継続している。「ザ・ノース・フェイス」ブランドは通年型アウターや女性商品が好調に推移、「チャンピオン」ブランドも秋冬商戦が堅調で、主力のアウトドアスタイル事業は回復基調にある。

  アスレチックスタイル事業もチャンピオンは秋冬物商戦が堅調で「スピード」ブランドのトレーニング系およびフィットネス系水着が前年比増収を達成している。このため今2011年3月期第4半期の累計決算は営業利益が8億1300万円と前年同期比18%増を確保した。

  ただ、通期の営業利益は4億円(前期3億6300万円)を据え置いている。既に8億円を上回る利益を計上している中でのこうした極端な慎重な予想の提示はやや不可解でもある。通期の上振れての着地はほとんど確定しているだけに、株価はここらあたりの期待値を織り込みに向かうことになりそう。日証金では逆日歩が連日発生しており、この買い戻しも株価サポートの要因になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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