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【銘柄診断】オービックは業績観測報道通りに3Q好決算も材料出尽しで続急落
★3月通期業績に対する利益進捗率も目安の75%を上回る
オービック <4684> は、590円安の1万5970円と続急落している。前週末28日に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算が、今年1月5日の観測報道値をクリアしたが、材料出尽くし感を強めて利益確定売りが増勢となっている。
3Q業績は前年同期比3%増収、6%経常増益、8%純益増益と続伸し、期初予想の3月通期業績に対する利益進捗率も目安の75%を上回る79%となった。
ソフトウェア「OBIC7FXシリーズ」が、会計情報システムを中心に給与・人事、販売管理システムなどとリンクして続伸し、業種・業務別のソリューションでは、金融機関向けの不動産担保評価・管理システムや融資審査の支援システムなどが堅調に推移し、製販一体体制を推進し、生産性の向上を図ったことなどが寄与した。
3月通期業績は期初予想を変更せず、純利益は120億円(前期比5%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。
株価は、業績観測報道に同社のアメリカンフットボール・チームが正月の日本選手権で優勝したこともフォローして1万7000円台に乗せ高値もみ合いを続けていた。利益確定売り一巡後に再度、PER12倍台の割安修正に動こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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