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【銘柄診断】タイヨーエレクは3Qの低利益進捗業績が響き利益確定売りで急反落
★国際会議に対応して遊技機入れ替えを自粛
タイヨーエレック <6429> は27日、47円安の553円まで売られ、終値は42円安の558円と4日ぶりに急反落した。
前日26日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、増収増益となったものの、昨年10月に上方修正した3月通期業績に対して低調な利益進捗率にとどまったことが響き、利益確定売りが先行した。
3Q業績は、前年同期比25%増収、8%経常増益、36%純益減益となり、3月通期業績対比の利益進捗率は、54ー50%と目安の75%を下回った。
パチンコ業界は、昨年10月から11月中旬にかけて開催されたAPECなどの国際会議に対応して遊技機入れ替えを自粛、同社も新機種の投入がなく、パチスロ機は増加したが、パチンコ機販売台数が減少したことが低利益進捗率の要因となった。
3月通期業績は、第4四半期に有力タイトルの発売を予定しているため、昨年10月の上方修正値に変更はなく、純利益は26億5000万円(前期比27%減)と見込んでいる。
株価は、昨年10月の上方修正で材料出尽くしとして昨年来安値450円まで調整、下げ過ぎ顕著として底上げ、昨年1月につけた昨年来高値649円を窺った。利益確定売りとPER4倍台、PBR0.7倍の超割安修正買いが交錯、着地点を探ろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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