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【注目銘柄】ティー・ワイ・オーの株価は同業他社と比較して出遅れが歴然
■電通と博報堂DYホールディングスのTV部門の売上高は10年4月以降回復
大手広告会社のTV部門の売り上げ回復と共に、TVコマーシャル制作会社に関心が高まってきている。
電通と博報堂DYホールディングス(以下:博報堂)の09年と10年のTV部門の月別売上高推移を見ると、電通、博報堂共に、09年4月~10年1月まではリーマンショックの影響から対前月比で全ての月が100%を下回っていた。回復の兆しが見えてきたのが10年2月で、両社合わせると104%とやっと100%を超えた。3月に98%と一旦落ちたものの、4月以降は毎月100%を超え、売上高は回復している。
そこで、TVコマーシャル制作会社の3社、東北新社 <2329> (JQS)、葵プロモーション <9607> (東1)、ティー・ワイ・オー <4358> (JQS)の株価に注目してみた。
3社の今通期業績予想を見ると、東北新社の11年3月期連結業績は、売上高598億3800万円(前期比1.8%減)、営業利益43億3600万円(同14.9%増)、経常利益47億4300万円(同16.2%増)、純利益22億7000万円(同74.4%増)と減収ながら2ケタ増益を見込む。
葵プロモーションの今11年3月期連結業績は、売上高154億円(前期比8.7%増)、営業利益11億3000万円(同28.0%増)、経常利益10億円(同68.0%増)、純利益5億8000万円(同21.9%増)を見込む。
ティー・ワイ・オーの今11年7月期連結業績は、売上高230億円(前期比13.2%減)、営業利益10億円(同7.9%増)、経常利益6億3000万円(同7.8%増)、純利益3億5000万円(前期△3億2200万円)と2ケタの減収を見込むが、利益面では黒字転換を見込んでいる。減収の要因は、エンタテインメント事業からの撤退の影響。
■第1四半期業績は大幅増益で黒字転換
株価を見るといずれの株価も回復途上にあるといえる。26日の終値で弾いた今期予想PERを比較すると東北新社9.80倍、葵プロモーション9.67倍、ティー・ワイ・オー8.71倍と割安である。特に、ティー・ワイ・オーについては、出遅れ歴然といえる。
12月14日に発表されたティー・ワイ・オーの第1四半期業績は、売上高47億5100万円(前年同期比22.7%減)、営業利益2億3300万円(同3.30倍)、経常利益1億6400万円(前年同期△1500万円)、純利益7900万円(同△2億6200万円)とエンタテインメント事業からの撤退により減収となったものの利益面では大幅増益で黒字転換となっている。
3月16日に第2四半期を発表予定であるが、好調であった第1四半期決算のトレンドが続くとすれば、第2四半期も好業績が見込めることから、先回りの買いがいずれ始まるものと予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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