【銘柄診断】トリケミカルは業績再上方修正に期末増配加わり3連騰

2011年1月20日 18:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

★低位値ごろ妙味を手掛かりに、昨年来高値を目指す

  トリケミカル研究所 <4369> は20日、30円高の385円まで上げて10円高の365円と3日続伸した。前日19日大引け後に昨年11月に続き今1月期業績の再上方修正と期末配当の増配を発表、バリュー株買いが拡大している。

  1月期業績は、11月の増額値より売り上げを4600万円、経常利益を3500万円、純利益を1200万円それぞれ引き上げ、純利益は、1億2300万円(前期は1億5300万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。

  太陽電池、光ファイバー向け材料を中心に需要が順調に拡大し、各部門で経費削減策を進めたことが再上方修正要因となった。

  期末配当は、期初予想の3円を5円(前期は無配)に引き上げ復配幅を拡大する。

  株価は、昨年6月の今期第2四半期累計業績の上方修正で365円の高値をつけ、11月の通期業績増額で355円まで上値を伸ばした。投資採算的には割安感は小さいが、低位値ごろ妙味を手掛かりに昨年4月につけた昨年来高値410円を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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