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【銘柄診断】東建コーポは好業績見直し機運強い、需給妙味も上乗せ
東建コーポレーション<1766>(東1)が昨年来高値圏を疾駆している。きっかけになったのは2011年4月期中間決算の発表。建設事業では完成工事高は減少したものの、コストダウン効果により利益率が改善した。[写真拡大]
東建コーポレーション <1766> が昨年来高値圏を疾駆している。きっかけになったのは2011年4月期中間決算の発表。建設事業では完成工事高は減少したものの、コストダウン効果により利益率が改善した。
また、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)を行っている不動産賃貸事業では賃貸建物の中間決算期末の入居率が93.8%と前年同期と比較して1.3ポイント改善したため、入居者からの家賃収入が増加、さらに管理物件数も増加し収益は好調に推移している。
このため、10月中間決算の営業利益は18億500万円(前年同期1億8300万円)と従来予想の10億900万円の損失から大幅に上振れした。通期についても営業利益は44億3500万円から64億3500万円(前期63億3500万円)へ大幅に増額修正した。
年初からの上げピッチはいかにも急ピッチで、目先は利食い売りが先行しそう。ただ株価上昇につれ売り残が増加し、取組が0.2倍とここへきて急速に好転、需給妙味が加わってきたのは注目される点だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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