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【銘柄診断】東京自働機械製作所は中低位株物色の流れ乗る、来期業績好転へ
東京自働機械製作所<6360>(東2)は低位株物色の流れに乗り、昨年11月9日のボトム94円から着実に水準を切り上げつつある。[写真拡大]
東京自働機械製作所 <6360> は低位株物色の流れに乗り、昨年11月9日のボトム94円から着実に水準を切り上げつつある。
同社はタバコ用包装機をはじめ各種包装機を手掛けている。海外市場で大型プロジェクトの売上げが大幅に減少するとともにタバコ関連設備機器、包装機械などが伸び悩んでいるため、2011年3月期の営業利益は3000万円(前期2億1300万円)と大幅減益に見舞われる見通しだ。
ただ、中間決算では営業利益は1億7100万円の損失計上となっていただけに、後半だけ見れば2億円強の営業利益計上となる。中間決算時における受注動向も古紙圧縮梱包機、たばこ関連設備機器を中心に回復基調にあり、包装機械などについても売上が一部次期に繰り越されている。
今期後半からの回復傾向を受け継ぐ2012年3月期業績は利益急大幅好転の可能性が強まっている。商いが薄く流通性にネックがあるが、その分割安に放置されている。PBR0.6倍、配当利回り3.7%の指標などからはなお訂正高トレンド継続の方向性も浮かび上がる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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