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【銘柄診断】三協立山HDは信用買い残が積み上がり、整理伴いつつ底上げへ
■2Q業績を上方修正も利益確定売りが先行し続落
三協・立山ホールディングス <3432> は24日、3円安の103円と続落した。祝日前の22日大引け後に来年1月12日予定の決算発表に先立って、今5月期第2四半期(2Q)業績の上方修正を発表、経常利益が、期初の減益転換予想が増益転換するが、2Q配当を無配継続としたことも響き利益確定売りが先行している。
2Q業績は、期初予想より売り上げを27億円、経常利益を5億円それぞれ引き上げ、経常利益は23億円(前年同期比0.1%増)と増益転換する。純利益は、据え置きの11億円(同21%減)とした。
アルミニウム形材の国内市場が、輸送・電気機器分野を中心に堅調に推移し、商業施設市場も、大店立地法の届出件数など一部改善、構造改革をさらに推し進めたことが要因となった。
5月通期業績は、期初予想を変更せず、純利益は30億円(前期比46%増)と見込んでいる。2Q配当は無配とし、期末配当も期初予想通りに未定とした。
株価は、ようやく黒字転換した業績の低水準推移で100円台を出没する小動きが続いており、PBR評価では0.6倍と割り負けている。信用買い残が積み上がっており、整理を伴いつつ底上げにトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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