【銘柄診断】デジタルガレージは業容変革進む、ツイッターの成長性を評価する

■成長評価高い好業績株

　　デジタルガレージ <4819> が軽快な戻り相場を歩んでいる。今年の５月に示された新中期計画における成長戦略を評価する動きが続いている。新中期計画では事業構造を転換し、システム受託ビジネスを「Ｔｗｉｔｔｅｒ等を主力とするメディア・インキュベーション事業」へシフトすることを明らかにしている。

　　ツイッターの急拡大の流れに乗り２０１１年６月期２億５０００万円の損失見込みにある営業利益を２０１３年６月期には４３億円にまで引き上げる計画だ。また、ここへきて電子書籍事業への参入が伝えられたが、今後はスマートフォン向けへの配信を拡大する方針と伝えられ、「スマートフォンの進化・多様化」の流れも成長戦略に取り入れる方針だ。

　　ＰＥＲはかなり割高に買われているが、こうした現象は企業の変革買い相場にはよく現れることで、むしろ市場の買いエネルギーの強さを示すものと受け取るべきだろう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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