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【銘柄診断】エスアールジータカミヤは訂正高持続、期待される新分野の展開
■新たな収益源に注目の有望株
エスアールジータカミヤ <2445> がなべ底型の戻り波動を進んでいる。同社は建設用仮設機材のレンタル事業を手がける。仮設機材や、外部足場材や支保工材、吊り足場材、型枠材、安全養生材、屋根型仮設材などを取り扱う。民間投資及び公共投資は減少しているが、都心部を中心に再開発が活発化、整備新幹線関連や耐震補強等の工事も発注された。
このような状況の中で整備新幹線関連の工事や改修、補強、メンテナンス工事関連等で強力に営業推進し、機材の稼働率が上昇、今2011年3月期9月中間決算は当初の2億3000万円を上回り2億9000万円(前年同期4億9100万円)を確保した。
通期についても期初の8億9000万円を9億4000万円(前期を6億7800万円)に増額した。仮設機材の市場は成熟期を迎えている。しかし、他に先駆けて取り組んできた地滑り防止工事の需要が急増、土壌汚染・廃棄物などの受け入れ保管施設ソリューションや スポーツ・イベント施設の「空間レンタル」事業などを新展開。
1990年代に建設された超高層マンションが修繕時期を迎えつつある中、超高層建物に対応した移動昇降式足場を採用し、可能性を秘めた新たなマーケットを積極的に開拓している。そうした成長性を保有しながらも配当利回りは5.7%と魅力ある水準。訂正高を持続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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