【銘柄診断】イハラケミカルは業績続伸も利益確定売りが続き反落

2010年12月15日 18:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  イハラケミカル工業 <4989> は15日、8円安の273円と4営業日ぶりに反落し、安値圏で推移した。14日大引け後に10月期決算を発表し、前期業績が、12月7日の3回目の上方修正通りにV字回復し、今期は、純利益は減益転換するものの、経常利益の続伸を予想したが、3月につけた年初来高値294円に迫っていただけに利益確定売りが続いている。

  前期業績は、前々期比5%増収、79%経常増益、3.4倍純益増益とV字回復した。農薬原体部門で海外向け水稲用除草剤、綿花用除草剤が好調に推移し、アミン類部門が、国内の建築用・ウレタンゴム用原料向け、海外の工業部品向けに販売を伸ばし、有機中間体部門も、医薬中間体、電気材料分野が回復したことが寄与したもので、純利益は、除草剤「フルチアセットメチル」の知的財産権譲渡益3億3100万円などの特別利益を計上したことがV字回復につながった。

  今期は、新製品の上市や原材料費削減努力などによって、経常利益は21億円(前期比4%増)と続伸を予想、純利益は特別利益一巡で11億5000万円(同11%減)と見込んでいる。

  株価は、12月7日の前期業績の再々上方修正で283円まで10%高しもみ合っているが、PERは10倍台、PBRは0.4倍と評価不足となっている。高値抜けへの再トライも想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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