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【銘柄診断】スバル興は6連騰、3Q業績減益転換も記念増配でカバー
スバル興業 <9632> は10日、5円高の241円まで上げ2日間の変わらずを含めて6営業日続伸し、後場もプラス圏で推移し、終値は1円高の237円だった。
9日大引け後に今1月期第3四半期決算の開示とともに、期末の記念増配を発表、3Qの大幅減益転換業績をカバーして極低位値ごろ株買いが増勢となっている。
記念配当は、同社が来年2月9日に創立65周年を迎えるために株主への利益還元策として、普通配当3.5円に2.5円を上乗せ、年間配当を10円(前期実績7.5円)に増配する。
一方、3Q業績は、前年同期比8%減収、42%経常減益、66%純益減益と落ち込んだ。
道路事業が、政権交代による公共事業費削減の影響を受けて工事発注件数が減少、作業内容・労務単価も縮減して減収減益となり、レジャー事業も、映画興行で一部邦画作品が好評だったものの、売り上げ全体が前年同期を下回ったことなどが要因となった。
1月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は2億5000万円(前期比61%減)と見込んでいる。
株価は、200円台下位での小幅ボックス往来が続き、9月の今期第2四半期累計業績の上方修正でも反応は限定的にとどまった。期末記念配当取りで年末年始高のシーズン株特性の発揮が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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