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【銘柄診断】鈴茂器工は回転寿司業界の設備投資増の恩恵を享受、業績再増額へ
■売り上げ増が目立つ有望銘柄
鈴茂器工 <6405> は5月13日の高値644円から整理に入っていた。多少時間はかかったが11月2日の500円で底打ちを完了、以後は戻り機運を強める展開になっている。
同社は寿司用米飯加工機器、おむすび用米飯加工機器等の米飯加工機器の生産が主力。消費不況のあおりで外食業界全体は低迷基調が続いているが、そうしたなか回転寿司業界は順調に推移、大手の店舗拡大の動きが強まっていることもあって、寿司ロボットが好調に推移している。
今3月期9月中間決算では営業利益は2億9900万円(前年同期7600万円)と期初見通しの1億6500万円を上振れての着地となった。特に当期の売上げが29億8300万円と前年同期比18%の大幅増となったことが注目される。売上げ増を伴った業績回復は今後の展開にも期待が寄せられるところ。
会社側は経済見通しが不透明として今3月期通期の営業利益4億1000万円(前期2億6700万円)と期初見通しを変更していない。ただ、中間決算で進捗率は73%にも達しているだけに、業績は再度の増額修正が有力と思われる。さらなる回復相場が期待できる実態といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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