クリスマスコフレの季節から連想して百貨店銘柄診断=田北知見の銘柄ウオッチ

2010年11月12日 16:48

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

今年も化粧品のクリスマスコフレが発売されるシーズンとなった。クリスマスやボーナスシーズンの商戦に向けて、化粧品メーカー各社が、口紅やアイシャドウなどのメイク品や、化粧水やクリームなどの基礎化粧品などのセットを、バッグやポーチなどと組み合わせて、「○○コフレ」「△△セット」「××キット」と題して、数量限定で売り出すものだ。

今年も化粧品のクリスマスコフレが発売されるシーズンとなった。クリスマスやボーナスシーズンの商戦に向けて、化粧品メーカー各社が、口紅やアイシャドウなどのメイク品や、化粧水やクリームなどの基礎化粧品などのセットを、バッグやポーチなどと組み合わせて、「○○コフレ」「△△セット」「××キット」と題して、数量限定で売り出すものだ。[写真拡大]

  今年も化粧品のクリスマスコフレが発売されるシーズンとなった。クリスマスやボーナスシーズンの商戦に向けて、化粧品メーカー各社が、口紅やアイシャドウなどのメイク品や、化粧水やクリームなどの基礎化粧品などのセットを、バッグやポーチなどと組み合わせて、「○○コフレ」「△△セット」「××キット」と題して、数量限定で売り出すものだ。メーカーによっては、早い物は11月から発売され、12月に入るとまた別のコフレを発売するといった波状攻撃?で、商戦は1ヵ月以上続くのだった。

  いつも行っている百貨店から、各メーカーの商品を網羅した小冊子(パンフレット)が送られてきたので、比較検討(というほどでもないが)をしてみた。「今年は真っ赤な口紅が流行かな?」とか、「アイシャドウは茶系のナチュラルカラーが流行りらしい」などと考えつつ、美しい写真を眺めているだけでも楽しいものだ。

  上記の文とは直接関係ないが、連想して百貨店銘柄を見てみた。

★J.フロント リテイリング <3086> (東1)

  傘下に大丸と松坂屋がある、J.フロント リテイリング <3086> (東1)を入れる。12日終値は11円高の455円。単位1000株。PERは約25.1倍、PBRは約0.8倍となっている。チャートはこの3ヵ月ほど、底値圏の370円台から反発。以降は凸凹しながらも、上値ライン、下値抵抗線ともに上昇トレンドとなっている。450円フシを上抜けたので、いったん調整局面か。押し目の430円ラインを待って拾い、再び450円ライン越えを目指してみる。

★松屋 <8237> (東1)

  東京の銀座と浅草に店舗を持つ、松屋 <8237> (東1)を入れる。12日終値は5円高の477円。単位100株。PERは約31.8倍、PBRは約3.3倍。チャートは10月13日につけた年初来安値409円からのリバウンド局面にある。まずは500円フシ上抜けで、13週移動平均線の517円あたりまでの戻りが目標か。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

【関連記事・情報】
【株式市場】ユーロ安進み輸出株から見送りムード、好業績株などは動意活発(2010/11/12)
UBICが「尖閣ビデオ」漏洩事件などで「証拠保全」の期待高まりS高(2010/11/12)
売りたい強気、買いたい弱気=犬丸正寛の相場格言(2010/10/14)
相場はリズム8割、ベース2割=犬丸正寛の相場格言(2010/10/12)
増産売りの減産買い=犬丸正寛の相場格言(2010/10/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事