相場は売りか買いかだけにあらず=犬丸正寛の相場格言

2010年10月18日 10:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

昨今の大雨、竜巻などの異常気象は驚くばかりです。しかし、文明を進化させ大量のエネルギーを使うようになった人類の生活ではこれが当然なのかもしれません。また、第一次産業から第二次産業、さらに第三次へと発展し、金融全盛の今の時代では、金融パニックの大嵐も当然のことでしょう。

昨今の大雨、竜巻などの異常気象は驚くばかりです。しかし、文明を進化させ大量のエネルギーを使うようになった人類の生活ではこれが当然なのかもしれません。また、第一次産業から第二次産業、さらに第三次へと発展し、金融全盛の今の時代では、金融パニックの大嵐も当然のことでしょう。[写真拡大]

  「買いか、売りか」の判断をするクセをつけることは大切です。しかし、この2つだけに限定した考えは危険と教えています。買えないのなら売ってみよう式で、いつも買ったり、売ったりしていると疲れて、大局が見えなくなる心配があります。時には、相場から一歩離れて休んでみなさいというアドバイスです。買い、売りだけでなく休みもあるということです。

  もちろん、デイトレーダーの人には「休んでなんかおれない」との意見もあるでしょう。それは、否定しません。ここでは、人生を楽しみ、その人生を豊かにするための投資もあるというスタンスです。そのためには、じっくりと景気、企業業績をウォッチして、投資するのが良いと思います。チャンスが来るまでは待つ心が成功への道でもあります。

  同じ格言で、『売るべし買うべし休むべし』という格言もあります。株式相場はもちろんのこと、商店経営にしろ、会社経営にしても基本のところは、「売り」と「買い」の営みによって成り立っていることは言うまでもありませんが、「休む」ことも必要と説いています。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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