メンタル不全リスクモデルを開発、高精度の高ストレス者判定が可能に
配信日時: 2018-10-23 10:00:00
企業規模、年齢、業種、役職など属性単位で判別
メンタルヘルス対策を行っている株式会社ドリームホップ(東京都新宿区、代表取締役 稲垣義文、以下 ドリームホップ)は、過去のストレスチェックデータや医師面接データを基に、年齢や業種、役職など様々な属性単位で、メンタル不全リスクの高い高ストレス者を予測できる人工知能モデルを開発しました。これにより、事業者の属性ごとに精度の高い判定が可能となり、ストレスチェックの実施者および産業保健スタッフによるメンタルヘルス対策の強化が実現できます。
モデル作成にあたっては、松井孝太先生(名古屋大学大学院 医学系研究科 生物統計学分野 特任助教、現 理化学研究所 革新知能統合研究センター データ駆動型生物医科学チーム 特別研究員)に技術アドバイスをいただき、複雑な条件下におけるメンタル不全予測モデルを開発しました。
なお、本件プログラムについては2019年1月に弊社ストレスチェックシステム「ALART(アラート)」に搭載する予定です。
■判定モデル開発の経緯
ドリームホップは、2015年12月から50名以上の事業所に義務付けられたストレスチェックに関し、全ての義務化業務を自社で完結できる体制でサービス提供を行っております。きめ細かなサービスとカスタマイズ対応を柔軟に行うことで、これまでに1000社を超える企業や官公庁に導入し、40万人以上にご利用いただいております。この過程で、性別、年齢、会社規模、業種、職種、役職ごとに異なる高ストレス者の傾向があることを発見いたしました。
従来、ストレスチェックで抽出された高ストレス者の中から、ケアが必要な従業員をいかに見極めるかが課題となっていましたが、今回、特に医師による就業上の措置が必要になった従業員の傾向をモデル化することで、心身不調を起こすリスクの高い高ストレス者をより高い精度で予測し、判定することが可能となりました。これは、実施者にとって、本当に支援が必要な従業員かどうかを判断する大きな助けとなり、メンタルヘルス対策の一層の強化につながります。
[画像: https://prtimes.jp/i/28628/4/resize/d28628-4-529377-0.png ]
■データの取り扱いについて
各事業者様にご提供いただいたデータにつきましては、個人を特定する恐れがある社名、氏名、受検番号、社員番号、医師面接可否情報等を全て加工し、個々の事業者、受検者を識別できない状態にして、使用しております。
今後もストレスチェックを活用した職場改善対策など、産業保健スタッフや人事労務スタッフの方の業務支援に繋がるソリューションを進めてまいります。
■株式会社ドリームホップ会社概要
2005年6月設立。資本金1,650万円。代表取締役 稲垣義文。
メンタルヘルス対策および採用支援業務。
〒160-0016 東京都新宿区信濃町11-3 AK信濃町ビル
TEL: 03-5368-0408 FAX: 03-5368-0409
URL: https://www.dreamhop.com/
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