【日本橋高島屋】「ザ・ファミリー・オブ・マン写真展 人類愛と平和のビジョンを、いま再び」/ニューヨーク近代美術館(MoMA)で1955年に誕生した20世紀を代表する大規模な写真展が、現代に蘇る!
プレスリリース発表元企業:株式会社高島屋
配信日時: 2026-07-15 16:10:00
日本橋高島屋S.C. 本館 8階ホール|2026年8月12日(水)~8月24日(月)※8月19日(水)は休業日
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ザ・ファミリー・オブ・マン とは
「ザ・ファミリー・オブ・マン」は、1955年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で誕生した20世紀を代表する大規模な写真展です。この展覧会を企画・キュレーションしたのは、当時MoMA写真部長を務めていた写真家エドワード・スタイケン(Edward Steichen 1879 -1973)でした。展覧会は世界各地を巡回し、900万人以上が観覧。日本では1956年日本橋高島屋で開催。実行委員会には、日本写真界を切り拓いた写真家・木村伊兵衛をはじめ、展示空間を手がけた建築家・丹下健三など、当時の第一線で活躍する表現者が名を連ねました。その後、国内20都市以上を巡回して合わせて約100万人の来場者を集める社会的現象となりました。日本写真史における金字塔として位置づけられています。
スタイケンは晩年に、「ザ・ファミリー・オブ・マン」を彼の出身国であるルクセンブルクに委ねました。現在、作品群はクレルヴォー城において永久展示され、ユネスコ「世界の記憶」に登録されています。
写真家たちが歴史に刻んだ、世界中の愛と平和への願いが蘇る。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-d037bf8ca8a96ec50f0a95c0f020d989-1920x1569.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]大勢の人で賑わう日本橋高島屋会場(1956年)
ロバート・キャパ、ユージン・スミス、アンリ・カルティエ=ブレッソンをはじめとする世界的写真家の作品約500点で構成された「ザ・ファミリー・オブ・マン」が日本で初めて開催されてから70年。写真史に名を刻んだこの展覧会がオリジナルから厳選した約115点により回顧展として現代に蘇ります。
2027年に日本・ルクセンブルク外交関係樹立100周年を迎えることを記念し、オリジナルの理念を踏まえつつ、現代の視点から応答する作品として、ルクセンブルクの写真家および日本経済新聞社の写真記者による作品も展示します。
世界各地で撮影された数々の人生の断片は、時代や国境を越えて私たちに静かに問いかけます。分断や不安が広がる現代において、この問いは過去の理想ではありません。写真たちが語るのは、過去の歴史ではなく、いまを生きる私たちへの問いなのです。
開催概要
【展覧会名】「日本経済新聞社 創刊150周年記念 ザ・ファミリー・オブ・マン写真展 人類愛と平和のビジョンを、いま再び」【会期会場】 2026年8月12日(水)~8月24日(月) ※8月19日(水)は休業日
日本橋高島屋S.C. 本館 8階ホール
【入場時間】 午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
【入場料】 一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料 ※税込み価格
【主催】 日本経済新聞社
【特別協力】 ルクセンブルク国立視聴覚センター、ルクセンブルク文化省、駐日ルクセンブルク大公国大使館
【協賛】 エプソン販売、Sigma
【協力】 アトリエマツダイラ、徳川印刷、フレームマン
【後援】 一般財団法人 日本カメラ財団、公益社団法人 日本写真家協会、公益社団法人 日本写真協会
※詳細は、以下のホームページ(URL)からご覧いただけます
詳細を見る
展示構成 /代表的な展示作品
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-1fc763588d29c483a60e63ec76656b43-1920x1578.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ウィン・バロック [撮影地/アメリカ]生命のはじまりをテーマにした作品で注目したいのは、写真家ウィン・バロックの作品です。
バロックは、自然の造形美と人間の存在を哲学的・詩的に捉えた20世紀アメリカを代表する写真家です。この作品は代表作《Child in Forest》(1951)で、森の奥深くに横たわる子どもの姿は、太古の地球に奇跡のように誕生した人類の無垢な生命を想起させます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-71521cddbd7b7786fdda7aa60f9e695a-1920x1370.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ロバート・キャパ [撮影地/チェコスロヴァキア(当時)]恋人たちをテーマにした作品で注目したいのは、ロバート・キャパの作品です。
戦場カメラマンとして語られることが多いキャパですが、第二次世界大戦が終わって2年後のチェコスロバキアの農村で撮られた結婚式の風景は、人の営みの異なる側面--戦争から解き放たれた人々が新たな人生を始める祝祭の瞬間--を写しとっています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-a197559a570519afb25d7cd680677375-1534x1920.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-82518aa2c915c439e19b93c0b2b49c68-1929x1388.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
画像上) ヴェルナー・ビショフ [撮影地/インド]
画像下)アルフレッド・アイゼンスタット [撮影地/アメリカ]
母と子、そして子どもたちの遊びをテーマにした作品の中で注目したいのは、ヴェルナー・ビショフの「母と子」のイメージと、アルフレッド・アイゼンスタットによる子どもたちの姿を捉えた写真です。ビショフは、インド・ビハール州の飢饉下で撮影した《Mother and child in a famine stricken area》(1951)において、極限状況のなかでも子を支える身体の強さと、母子の結びつきを正面から写し出しました。
一方、アイゼンスタットはLIFE誌で長く活躍し、子どもたちの無邪気さや群れのエネルギーを、生き生きとした一瞬として定着させた写真家として知られています。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-b7668f0b922eb91362208e5eff321402-1486x1920.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ニーナ・リーン [撮影地/アメリカ]本展の核となる家族のテーマでは、アメリカ、イタリア、シチリア、ボツワナ、そして日本で暮らす五家族の肖像写真が並びます。
環境や文化は違っていても、互いに支え合いながら大地とともに生き、子どもたちを育てる日常の営みと家族の絆が映し出されています。人類を一つの共同体として捉えるスタイケンの理念は、ここを中心に展示全体を貫いています。
なお、日本の家族を撮影したカール・マイダンスは1945年9月2日、東京湾に停泊する米戦艦ミズーリ号上で行われた日本の降伏文書調印式を撮影したカメラマンでもありました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-1896ac424eee8e08d4dc60b5d20c1b72-1632x2116.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ジョン・フロレア [撮影地/日本]正義や人権をテーマとした作品では、裁判や選挙の場面を通して、社会の公正さがどのように保たれているのかを問いかけています。ここには、日本の戦後初の総選挙を写した作品も含まれています。アメリカの写真家ジョン・フロレアが1946年、連合国軍占領下の日本を訪れ、戦後初の総選挙の様子を撮影した本作品は、日本の女性が初めて投票権を行使した歴史的な瞬間を捉えています。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-96db88c55497decade6066a984fdb806-1632x2138.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
山端庸介 [撮影地/日本(長崎)]戦争の顔をテーマとした作品では、戦争を戦況ではなく、「人の顔」として捉える視点が示されています。山端庸介は、1945年8月10日、原爆投下翌日の長崎を撮影し、被爆者や市街地の惨状を克明に記録しました。わずか一日の撮影で残されたこれらの写真は、核兵器がもたらした現実を、逃げ場のない形で私たちに突きつけます。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69859/1503/69859-1503-53c466a18abee7447c3b1c8aa4e7b22e-1772x2138.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
W.ユージン・スミス [撮影地/アメリカ]回顧展パートの最後となる、子どもたちをテーマとした作品では、戦争の犠牲であると同時に、未来への希望でもある子どもたちの姿が写されています。
W.ユージン・スミスは、第二次世界大戦の従軍中に受けた重傷から、生死の境をさまよう療養生活を余儀なくされました。
《The Walk to Paradise Garden》(1946)として有名な本作品は、彼が再びカメラを手に取れるまで回復した際、自宅の庭で自身の子どもたちを捉えた「復活」の一枚です。光の差す森へ向かって手を取り合い歩く兄妹の後ろ姿が、戦争の暗闇を越え、未来へ進む人類の希望を象徴しています。子どもたちの存在が、世界を再生へ導く希望であることを伝えています。
(作品解説=竹中悠美 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)
展示構成 /現代写真家による、「ザ・ファミリー・オブ・マン」
現代作家のパートでは、日本とルクセンブルクからそれぞれ約25点ずつ(計約50点)の写真作品を展示します。1956年の展示を受け継ぎつつ、いまの世界を生きる私たちの視点から「人類愛や平和」というメッセージを読み替えます。日本側は日本経済新聞社の写真記者が、日本だけでなく世界を舞台に取材。紛争、災害、気候変動、移民などをテーマに、人がつながりを求め、希望を手繰り寄せる瞬間を取材の現場から捉えます。一方、ルクセンブルクからは、同国のCNA(国立視聴覚センター)の選定による現代作家が参加。過去の名作を回顧するだけではなく、70年前の問いを現代の現実に接続し直す試みをご覧ください。写真家一覧
アルフレッド・アイゼンスタット、マヌエル・アルバレス・ブラボ、ローラ・アルバレス・ブラボ、イジス、ローマン・ヴィシュニアック、ジェイ・テ・ウィンバーン、ルース・オーキン、大滝栄寿、岡本洋一、アンリ・カルティエ゠ブレッソン、蒲生右之助、ロバート・キャパ、ハリー・キャラハン、ロバート・キャリントン、ハーマン・クライダー、バート・グリン、ドミトリ・ケッセル、デヴィッド・シーモア、ゴットハルト・シュー、エリック・シュワブ、ボブ・シュワルバーグ、エドマンド・バート・ジェラード、エドワード・スタイケン、コンスタンス・スチュアート、ギテル・スティード、W・ユージン・スミス、デイヴィッド・ダンカン、ロイ・デカラヴァ、J・デ・ピエトロ、チャールズ・トリーシュマン、ネル・ドア、ロベール・ドアノー、レナート・ニルソン、エルンスト・ハース、バート・ハーディ、ピーター・W・ハーバーリン、ユージン・ハリス、リチャード・ハリントン、ロバート・ハルミ、マーガレット・バーク゠ホワイト、シャーリー・バーデン、ルー・バーンスタイン、エスター・バブリー、ウィン・バロック、ヴェルナー・ビショフ、ナット・ファーブマン、アンドレアス・ファイニンガー、ヴィト・フィオレンツァ、ジョン・フィリップス、ルイス・フォア、サム・フォーク、ヴィリー・フッティヒ、トニ・フリッセル、ジョン・フロレア、ビル・ブラント、リーヴァ・ブルックス、マシュー・ブレイディ、レオンティ・プランスコイ、オットー・ヘーゲル、アーヴィング・ペン、フランク・ホーヴァット、マリア・ボーディ、アーノルド・マース、カール・マイダンス、ハンス・マルムベリ、ウェイン・ミラー、ジョーン・ミラー、リー・ミラー、メイ・ミリン、デイヴィッド・ムーア、ラルフ・モース、山端庸介、リサ・ラーセン、ニーナ・リーン、デイヴィッド・リンドン、ローレンス・ルゲイ(回顧展パート、五十音順)【お問い合わせ】 日本橋高島屋 03ー3211ー4111(代表)
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