【武蔵野大学】社会福祉学科とモンゴル国立教育大学が国際交流プログラムを開催 児童分野のソーシャルワークに関する意見交換やワークショップを実施
配信日時: 2026-07-15 11:10:00
武蔵野大学(法人:東京都江東区、学長:小西 聖子)人間科学部社会福祉学科は、6月8日~9日、モンゴル国立教育大学の学生・教員13名を武蔵野キャンパスに迎え、児童分野のソーシャルワークをテーマとした国際交流プログラムを実施しました。
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8日は本学科教員がフィールドツアーを企画・コーディネートし、社会福祉協議会と児童養護施設を訪問しました。9日は、同学科4年生との交流ワークショップをはじめ、両国の教職員によるスクールソーシャルワークに関する意見交換、1・2年生を対象とした「社会的養護」と「スクールソーシャルワーク」をテーマとするレクチャーなど、多様なプログラムを実施しました。
参加者は、日本とモンゴルそれぞれの教育・福祉の現状や課題について理解を深めるとともに、スクールソーシャルワークの実践や社会的養護に関する知見を共有し、国際的な視点から学びを深めました。また、翌週16日には各ゼミにおいて、学生がワークショップやレクチャーに関する振り返りや感想を発表しました。社会福祉学科ではグローバルの観点からソーシャルワークを学ぶ姿勢を重視しており、本プログラムが学生にとってもソーシャルワークの課題を多角的に捉える機会となっていたことが感じられました。
【当日の様子】
■2限:交流ワークショップ(4年生対象)[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/400/67788-400-abf26c80359eedb95db6e44ba9286bf0-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
モンゴル国立教育大学の教員よりモンゴルおよび同大学に関する説明が行われた後、ゼミごとに分かれ、「こどもが安心して育つために大切なこと」「こどもが困ったとき、誰がどのように支えることができるか」をテーマにワークショップを実施しました。
ワークショップでは、日本とモンゴルの社会福祉制度や教育制度の違いについて意見が交わされたほか、いじめをはじめとする子どもを取り巻く課題や支援のあり方についても議論が行われました。参加した学生たちは、両国の共通点や相違点を比較しながら理解を深めるとともに、それぞれの国における子ども支援のあり方について考察を深めました。最後に、モンゴル国立教育大学の教員より各グループでの議論内容が共有され、全体講評が行われました。
■3限:教職員間のスクールソーシャルワークに関する意見交換
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/400/67788-400-038556f64a3be6e2d86721f92a558809-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「日本におけるスクールソーシャルワークのメゾ・マクロ実践」をテーマに、意見交換会を開催しました。社会福祉学科の相談員であり、現役のスクールソーシャルワーカー(SSW)でもある担当者が、日本におけるSSW制度の発展過程や学校現場の現状と支援体制、実践事例について報告しました。SSWは子ども本人への支援(ミクロ実践)に加え、学校における支援体制の構築や、家庭・地域など子どもを取り巻く環境へ働きかける実践(メゾ・マクロ実践)を行っていることを説明しました。モンゴル教育大学の教員からは、日本におけるSSWの法制度や配置状況、専門職の人数などについて質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
■4・5限:両国の社会的養護とスクールソーシャルワークに関するレクチャー(1.2年生対象)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/400/67788-400-4226645e5163b822e372c5a5ee0af75a-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
モンゴル国立教育大学の教員よりモンゴルにおける児童を支えるソーシャルワーク専門職の育成・発展に関する講義のあと、「社会的養護」と「スクールソーシャルワーク」をテーマにレクチャーが行われました。各テーマについて、日本とモンゴルの社会福祉・教育実践を比較しながら教員・学生が意見交換を行いました。学生からもモンゴルの子どもたちを取り巻く境遇や支援の実態について、多くの質問が寄せられました。
【コメント】
■人間科学部社会福祉学科 櫻井 真一 講師[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/400/67788-400-ed7009123ebf9fd2d28d6a94256f44b7-442x442.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2月にウランバートルのモンゴル国立教育大学で本プログラムに関する打合せを行ってから、あっという間の数か月でした。今回の相互交流のプログラムは、国や制度、文化が異なっていても、「一人ひとりの生活や尊厳を大切にする」というソーシャルワークの理念の普遍性を改めて実感する機会となりました。また、本プログラムは、学科教員をはじめ、日本語とモンゴル語の通訳を担当してくださった方、武蔵野学部事務課を中心とした大学職員の皆様によるご支援とご協力によって実現することができました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。今回の交流を通じて築かれたご縁を大切にしながら、今後も両大学の交流を発展させ、教育・研究のさらなる充実につなげていきたいと思います。
関連リンク
■人間科学部 社会福祉学科:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/human_sciences/social_welfare/
■モンゴル国立教育大学:https://msue.edu.mn/
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